免許証との一体化、ここまで来ると…

共同通信より、マイナンバーカードと免許証の一体化についてのニュースが出た。
少しだけ、私論を述べさせてほしい。

 

マイナンバーカードはなぜ必要なの?

 

みなさんは、マイナンバーカードを持っておりますか?
ぼくは、業務委託の生命保険外交員時代に、マイナンバーカードを取得しました。
ただし、マイナンバー通知カードは以前に

「こんなものいらんだろ」

と思って、処分してしまったので、その旨を住んでいる住民課の方にて
通知カードは紛失した旨を告げると、そのまま発行はできたのです。

マイナンバーカードが出てきた本来の目的は、

税と社会保障の諸手続きがシームレスにおこなれることの目的でできたので、
まあ、年明けに来る「確定申告」に使う事が主だったんです。
この時の確定申告はPCのみでの申告のため、

必ず、ICカードリーダーが必要だったんですが、
時代も進み、現在は副業や住宅ローン、医療費の還付のためなら
スマートフォン一つでできるようになっておりとても便利になりましたね。

今年になって、ようやく健康保険証とのリンクが始まっていますが、
どうも、病院に行くためにいちいちマイナンバーカードを持ち歩くのは
セキュリティー上とてもお勧めできないとぼくは感じております。

なぜって、マイナンバーカードに記載されている「個人番号」の扱いがとても厳しく、
万が一漏洩などがあれば、即つかまりますよ。

そんなついに出てきた免許証とのリンク

そして、本日(21年12月23日)、ついにベールを脱いだのだ。

確かに、

 

  • 転居した際、自治体に届ければ、警察での住所変更手続きが不要一体化した後、利用者はマイナカードだけ所持してもよいし、
    • 両方を持つこともできる。運転時は、どちらかを携帯しなければならない。
    • 共同通信より引用

      の条件はあるのだが、まあ、強制ではなく希望者のみなので、
      今まで通り免許証のみの携帯で十分じゃないかとも思ってしまう。
      頻繁に現住所が変わる転勤族の人たちにとっては、
      この方式が便利なのかもしれないですね。

      こうなると気になる事は…

      免許証はすでにICカードになっていることはご存じと思います。
      免許証のICチップの中に、本籍地と暗証番号が2つ組み込まれているので、
      免許証表面の本籍地の表記がなくなっています。

      もしかすると免許証のICチップを活用すれば、マイナンバーカードは
      不要だったのではないかと思うのです。
      免許証のICチップ内に個人番号、電子証明書など、
      マイナンバーカードに入っているデータはすべて入るのではないか。

      そして、免許証は必ず更新が来るので、更新時に、確定申告などで使われる電子証明書の更新も可能じゃないのかと思うのです。

      ここまでくると、きりがないのでいったんやめますが、皆さんはマイナンバーカードについてどのような考えをお持ちでしょうか?