「相続税をすでに納めた」かたのほとんどが知らない事実があります。 それは、 「相続税を払い過ぎている可能性が極めて高い」 という事実です。 はじめてその事実を知ったほとんどのかたは、こうおっしゃいます。 「え?でも、うちはちゃんとした税理士の先生に見てもらって申告してもらっているから、それはないと思うけど」 私は、 その税理士の先生が「計算を間違っている」と申し上げているのではありません。 ですが、払い過ぎている事実がほとんど なのです。 払い過ぎている「相続税」をもう一度申告をし直すことで、 「還ってくる可能性が極めて高い」ともいえます。 このようなお話をするとたいへん驚かれてしまいます。 また、「そんなことあるのか?」と疑いの気持ちもお持ちになるかたも少なからずおられす。 それは無理もありません。税理士の先生を信頼してお任せして、既に払い終わっての話しなのです。 「払い過ぎた相続税が還ってくる可能性が高い」理由を簡単にご説明しますが、ここでは簡潔にお伝えします。 なぜ、多く払い過ぎてしまう問題というと、「土地の評価」の問題にたどりつくのです。 実は、土地の評価は非常に難しいのが実情です。 税理士の先生は 「税金の計算のプロ」 ではあっても、 「土地の評価のプロ」 ではないので、税金の計算の元になる「土地の評価額」で高めの評価をしてしまうのです。このため「土地の評価額」が大きく違うことにより、相続税を払い過ぎている原因になっています。 相続税法には「相続財産は被相続人が亡くなった時の時価で評価する」とあります。 しかし、土地の評価は、極めて難しいのです。 もっと言えば、土地の時価は、100人税理士がいれば100通りの金額で出してきても おかしくないともいえます。 相続税申告・納付後、5年10か月以内 であり、きちんと見直すことができるならば、 払い過ぎた相続税がもどってくる可能性があるということになるでしょう。